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スケートアメリカ2008
2008年10月28日 (火) | 編集 |
スケートアメリカが終わりました。

美姫ちゃんが3位と速報で聞き、てっきり4回転に挑んで失敗したのかしらと思いきや、実際の演技の内容はとても堅実なものでした。むしろ守りに入ってしまった感が強く、モロゾフコーチの作戦なのでしょうが、ちょっと丁寧すぎて勢いがないように感じました。



フリーの曲目は中野さんと同じ「ジゼル」ですが、まったく違う曲に感じられるくらい、それぞれ個性的な表現をされていて、そのあたりは本当に楽しめて面白い戦いだったと思います。

明るいバレエ作品のような中野さんの「ジゼル」に対し、美姫ちゃんは今までになく優雅で切ない「ジゼル」を演じていました。

中野さんの片足で飛び跳ねるようなステップや上半身を急降下させるような動きは新しく、彼女の笑顔の演技とも相まって、見ているだけで元気をもらえるような安心感がありました。

美姫ちゃんは惜しくも4回転は跳べませんでしたが、3To-3Loの新しいコンビネーションや、新鮮な形のスピンに挑んできたのには感服しました。ジャンプのセカンドループは回転不足をとられることが多く、中野さんやヨナちゃんに比べてリスクの高い構成といえますが、一つ一つのポーズの綺麗さという点では、今回美姫ちゃんに一番注目して見ていました。



ヨナちゃんはショート、フリーともに他を寄せ付けない高得点で、初戦ながら完成度が高かったです。

特にショートの「死の舞踏」は、スルツカヤ選手の印象がまだ強く残っている曲目でしたが、また違った魅力、迫力があり、ステップやスパイラルの部分には去年と比べて力強さ、成長が窺えました。決めポーズは歌舞伎の見得を切るシーンのようで、これも他の人にはできない表情。

気が早いですが、美姫ちゃんとの2度目の対決、さらにその先のグランプリファイナルでの真央ちゃんとの初顔合わせが楽しみでもあり、怖くもあります。



ミライちゃんは、フリーが残念でしたね・・・。

本人も言っていたように、シニアの長いプログラムを最後まで滑りきることは、普通では考えられないくらいの大変さなんだと思います。

手の動きが特徴的で、どこか悪魔的な魅力もあるミライちゃんには、ショートの「チャップリン」もフリーの「天国と地獄」も本当にぴったりのプログラムだと思うので、次回も頑張ってほしいです。

(って、次回はNHK杯で真央ちゃんと対決か! ひえ〜)



そして小塚くん、優勝おめでとうございます!!

去年よりも滑らかで、大きく感じられる演技だったと思います。

・・・でも。

ごめんなさい! 素人の私には、ジャンプを後半にまとめてきたということ以外、あの技術点の高さの由来がわからなかったのでした!><

本当にいい演技だったのですが・・・もちろん。

でもどのあたりが加点対象になって、転倒・手つきを帳消しにした上、ウィアー王子やライサさんを抑えて優勝することができたのか、もっと詳しく知りたいなあと。

きっと、小塚くんのスケーティングの美しさ、ジャンプの正確さ(回転不足やエッジ不正をとられない)が、今回強い武器になったのだと思いますが・・・

本人「棚ボタ」とか言っちゃってるじゃないですか! これははっきりと、評価の根拠を報道してあげたほうがいいと思います!>< 王子たちのファンのためにも。





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