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Dolls talk3巻 感想
2014年07月25日 (金) | 編集 |
ちょっと入手が遅れてしまいましたが、無事読むことができました。
本編と違ってこちらは掲載誌を買っていないので、単行本が出た時の嬉しさはもしかしたら本編を上回っているかもしれません。
でもそれも、今回で最後…。
おそらくローゼンメイデンの、最後の最後を飾る作品になるでしょう。

甘〜いピンク→ゴシックな黒と来て、今回の表紙は爽やかなペパーミントグリーンでした。
ブレない可愛さ、少女らしさ、良いですね。
そして裏表紙見た瞬間叫んでしまいました。

雪華綺晶ーーーーーーっ!!!

かるき春先生の絵柄はとにかく可愛らしさ全開なので、とけるような雪華綺晶の物腰に、意外にも合っているのではないでしょうか。
彼女の登場は結局、おまけ漫画での自己紹介のみでしたが、それでも嬉しかったです。
本当は、お話のイメージがどうとか考えずに、水銀燈でも雪華綺晶でも鳥海でも梅岡でも店長でも遠慮しないでばんばん出して大暴れしてほしかったけど、そうはできないのが職業漫画家のつらいところなのでしょうね。
やりたいことだけやって満足したいなら自腹で薄い本作れってことでしょう。

収録されているお話は、1〜2巻に比べてジュンの活躍が多いと思いました。
ジュンの人形愛…いや、人形に愛される様子が強調されています。
翠星石とは少女漫画チックに、雛苺とは兄妹のように、真紅とは主従関係を貫き、金糸雀とは友達の友達?ぐらいの感覚、蒼星石とはお互いにちょっと遠慮がある。このあたりも本編に忠実ですね。

蒼ちゃんに「見てろ」って言ったら本当にガン見してるだけとか、金糸雀がカラスに卵焼き奪われたりとか、水銀燈と真紅の髪の毛引っ張り合いとか、本編を意識したエピソードが目立ちました。
いっそ、こっちをアニメ化したほうが面白かったんじゃないかと思います。
いや、もし、Dolls talkという漫画がなくて、本編をこのノリでアニメ化していたら…ちょうどいい具合の改変だったんじゃないかなと。
人物設定を踏まえつつ、エピソードは取捨選択してオリジナルの要素も入れて、作品としてきちんとまとめる。これ、このままアニメだったとしても普通に受け入れられる気がする。

最後の「まさか夢!?→いや本当は…」のくだりは、よくある展開といえばそうだけど、読者が初めてジュン視点に寄り添える、良い終わり方だったと思います。
このラストで、本編のジュンとDolls talkのジュンがつながった気がします。
ひたすら人形に愛されていたジュンが、自分から意識して人形に愛を与える、そして幸せな人形たち…もしかしたら本編と同じかそれ以上に「報われた」終わり方なのかもしれません。

書き下ろしのおまけ漫画で、ジュンが一人一人に声をかけて「ありがとう」と言うシーンは、本編のラストシーンと重なって、今までローゼンメイデンを応援してきた私たちの気持ちとも重なって、感動のフィナーレといえるのではないでしょうか。
燃え尽き気味でいたこの数ヶ月間を一気に取り戻したような、本編終了時の満足感にまた立ち返れたような、そんな気分です。
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