白紙にジェノサイドって書いて投げた

創作していると、たまに作品の「癌」になるキャラができてしまう。
ああ〜こいつ書いてるとダメになる、ってのがわかるんだけど、好きだから書いてしまうのです。

なんで癌になるのかというと、ぼんやりしたイメージだけでそのキャラを描いてたり、こうだったらいいな〜という自分の希望に描写力が追いついてなかったり、あれこれ設定考えすぎて書き切れてなかったり、いろいろ理由はあるんだけど、一言でまとめると「よく描けてないキャラだから」です。

好きなキャラほど描けないというのはよくあることで、プロの作家や漫画家でもいるよな〜と思います。
あんたはそれ好きかもしれないけど読者にとっては全然面白くもなんともないんだよ!と言いたくなる。

それでも書きたくて書いて、空回りして、そのキャラのせいで作品の空気を割っちゃって、読者の反応も良くなくて、こんなはずじゃない!もっと魅力的に描かなければ!と思ってもっと書いて、また空回りして……創作物が同人誌のようになっていく。ここまで来るとやばいです。いや同人誌が悪いわけじゃないけど。自分のオリジナルなのにキャラ萌えや妄想で成り立ってるって、悲しくないですか? お話を書いてこその創作行為なのに、キャラにこだわって足踏みしてる時点で終わってると思うの。

そんなこんなで悩んだりもした今日この頃でしたが、ここは吹っ切ろうということで、りん子シリーズから登場人物を一人ジェノサイドしてしまいました。
近頃りん子シリーズが既存のキャラにこだわりすぎて、「誰でもどこからでも読める昔話のような小説」というコンセプトから外れてしまっていたので、これを機にもうちょっと読みやすいものを書くようにしたいです。
「あの時こうだったよね」とか「この人とこの人はこういう関係!」とかはできるだけナシにして、同じ人物でも出てくるたびに「はじめまして」に近い雰囲気にしたほうがいいかなと。

ジェノサイドしてしまったキャラは、別の連載にでも登場させられたらいいなと思います。
どうやってもうまく描けなかったダメっぷりを逆手に取って「その場の空気をことごとく台無しにする男」という役どころで活躍させてみたいです。

→りん子シリーズ
(3作品消滅。じつは「異世界転生が止まらない」にも当該キャラが出てるのですが、名前が伏せてあるので免除してますw)
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