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ヤングジャンプ版ローゼンメイデン TALE24 感想
2010年04月13日 (火) | 編集 |
「私は貴方の永遠のお人形」





なんでチャッキーっていつも微妙に猟奇的なんだろう・・・。



追記でローゼン感想。



真紅の体を修復したJUMは、まいた世界の自分にゼンマイを託す。


無事に復活した真紅を見て、水銀燈はアリスゲームの本質について考えをめぐらせる。


潰し合いでは勝てないと判断した水銀燈は、蒼星石のローザミスティカを今は奪わないことに決める。


真紅・蒼星石と別れの挨拶を交わしたJUMは、今ふたたび「まかなかった世界」を選び取る。


見えない選択肢に満ちた世界へ帰るために・・・。








* * *








え。あれ。マジで?


蒼ちゃんが助かっちゃったよ!!





交わっていた二つの世界、二人のJUMが、ふたたび別々の道に戻っていきます。


真紅の復活、雛苺の思い、水銀燈の思惑、蒼星石の帰還。


これらが全てプラスの方向に展開するとは思っていなかったので、ローゼンとしては意外な、でもほっとする結果となりました。





とりあえずの終息、言い方を変えれば「ゼロに戻った」だけです。


それぞれのドールが、今までの考え方を見直して、スタート地点からアリスを目指し直すことになりました。


それと同じように、まかなかった世界のJUMも、ローゼンメイデンと出会う前のスタート地点に戻ります。





見た目は限りなくゼロに、リセットに近い終わり方になりました。


でも決定的に違っている点が2つあります。


1つは、JUMと水銀燈、蒼星石の生き方です。


登場人物の中でも特にこの3人は、自分の生き方・考え方を一つに固定してしまい、極端な行動や思想に走ることが多かったと思います。


今回、まいた世界とまかなかった世界が交わったことによって、ピンチの切り抜け方や他の人との付き合い方に関して「え!そんなものアリなんだ!?」と思い、かなり柔軟になったように見えます。


「可能性をなくした世界」が「これから始まる世界」に変わったように、この3人にも新しい世界が開けました。


元のゼロではなくて新しいゼロになったような、寂しさや清々しさや慌ただしさが複雑に入り交じった状態から、3人はまた歩き出していくのですね。





もう1つは、雛苺。


彼女はもう、戻ってきません。


でも、生きてそばにいた頃とは少し違う存在感を持って、ドールたちの中に留まり続けると思います。


守ってあげなければならない「妹」だった雛苺が、今は真紅を守ってくれています。


お父様へ向かうだけの気持ちではなくて、今目の前にいる大切な人を守りたいという気持ち。


雛苺の不在は決してただの穴ではなく、ドールたちに思いを受け渡し、芽生えさせる、新しい空間になったように思います。





自分の手で現在を切り開いていかなければならないと知ったJUM。


アリスゲームや人間との絆について考え直す機会を得たドールたち。


それぞれの道へ戻っていき、それぞれの人生を・・・


で、終われないんですよね。あのドールがいるから。





蒼ちゃんを抱きしめる瞬間も、真紅に別れを告げる瞬間も、そしてきっと、この先ローゼンメイデンたちのことを忘れても、JUMはあのドールのことは忘れないでしょう。





雪華綺晶。





まかなかった世界の話は、まかなかったJUMの話はこれで一応の解決を見ました。


それでもローゼンメイデンは終わらない。


雪華綺晶はこの物語の根本的な問題、主題といっていいでしょう。


彼女の存在をどうするか、彼女の思いの向かう先をどうするか、それが解決するまで、ドールたちの戦いは終わりません。





まいた世界のJUMとドールたち、そしてお父様。


物語の続きが、あるいは新しい始まりが、彼らの心へどう切り込んでいくのか楽しみです。








でさでさ、蒼ちゃんときらきーに聞きたいんだけど、あんたたちのマスターどうすんの?


オディールも結菱さんも人間なんだから、生きる権利はあるんだからさ・・・。

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