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ヤングジャンプ版ローゼンメイデン TALE48 感想
2012年06月28日 (木) | 編集 |
ポケモン進めていますが相変わらず強制誘導が多い。
もう主人公なしで、ひひひろしとプラズマ団が戦う話をサウンドノベルか何かで作ったら…?


追記でローゼン感想。
扉絵はカラーで見たかったなあ……。


* * *


雪華綺晶の城の一角、開かずの部屋に閉じこめられた真紅・金糸雀・翠星石。そこへ異形の双子人形が襲いかかる。3人は薇が切れかけ、思うように戦えない。翠星石は持てる力を全て使い、残りの2人を逃がす。異形の人形たちは動かなくなるが、翠星石も力尽きてしまう。同じ頃、蒼星石も水銀燈にローザミスティカを託し、眠りについていた……。


* * *


翠星石死亡、とフラゲ情報が出回り騒ぎになっていましたが、実際は薇が切れたところまでしか描かれていないので、まだリタイアと決まったわけではなさそうです。
でも彼女の力尽きる様子に多くのコマを割いているので、この後ローザミスティカを真紅か金糸雀に託し、アリスゲームを降りる可能性が高いです。

蒼星石がいずれリタイアすることは決まっていたと思うので、そこで再び姉の苦しむ姿を描くよりは、二人同時に降りてしまったほうが綺麗といえば綺麗ですね。

でも悲しい(T_T)
読者にしてみれば、大好きなキャラを2人同時に失うわけですから……。

それぞれが生き残って自分を高めていく、という方向性はやっぱり無理なのかな。人間じゃなくて人形……ローゼンメイデンとして、運命を背負っているから。

悲しすぎてお葬式でもしたい気分ですが、まだ本当のところがわからないので、とりあえず考察を。

今回出てきた双子人形は、明らかに翠星石を狙って作られたものだと思います。
ふたりでひとつ、だった人形が、ブチッと分かれて、ひとりとひとり、になって戦う。
とてもエグい、暗い森のサーカスにでも出てきそうなシーンのオンパレードですが、翠ちゃんにとってはかつての自分の心情を見せつけられたようで、胸が痛んだことでしょう。

人形の名前はジュディカとマデュリン、歌っている歌はマザーグースの「Hush a Bye Baby」です。
赤ちゃんを寝かしつける時の歌だそうですが、赤ちゃんにまつわる事件や若者への戒めを表しているという説もあります。

さて、片割れのジュディカが誤って劇薬を浴び、体が醜く変形してしまい、2人は分かれたまま戻れなくなります。
この劇薬、“Drink me”と書いて部屋に置いてあったんだから恐ろしい。雪華綺晶の罠であることは間違いありませんが、気が急いている真紅たちは飲めば助かるかもしれないと思いこみ、危うく飲むところだったのです。

金糸雀も唖然としていましたが、劇薬の効果は凄まじく、真紅が飲んでいたら大惨事になっていたでしょう。
雪華綺晶は童話のアリスのモチーフで真紅たちを釣ろうとしていたわけですね。
つくづく、きらきーって姿を見せずにこうした「手口」だけ見えている時のほうが怖いんだよね。どこまでも残酷な上、感情が伏せられるので。

ひとつに戻れなくなったジュディカとマデュリンを見て、翠星石は自分も一人で戦うことを決意します。
翠ちゃんとしては、いつまでもジュンや蒼ちゃんと一緒に、安全なところにいられたら幸せだったのでしょう。
でもそれはできない。人間は成長して変わっていくし、人形も人間と関わることでゆっくり変わっていく。孤独である自分を受け入れることで、自分の命を生きぬいたといえる……本当は翠ちゃんが一番そのことをわかっていたんじゃないかな。

悲劇のまま引き裂かれて終わったジュディカとマデュリン。
一方、翠星石と蒼星石はそれぞれが「ひとり」になり、それぞれの絆や契約を尊重し、最後は「ひとり」と「ひとり」としてもう一度絆を結ぶことができました。

生きるというのは、心を持つというのはどういうことなのか……。無惨に壊れていく皆人ドールたちを見て、ローゼンメイデンが生まれた意味を改めて考えることになりそうです。

でもアニメのトロイメントみたいに、1人ずつ死んでいく展開はイヤだなあ……。
簡単に生き返るのもそれはそれで……だけど。
連載の都合などいろいろあると思いますが、作品としての美しさをどうか大切にしてほしいです。
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。

一つの目、一つの心臓を二人で分けたジュディカとマデュリン。
蒼星石と翠星石に対応しているなら、二人の赤い方の目(アルビノ=色素がない)と潰れている目が対応しているのかも。
とすると、薬を掛けられて巨体化してしまったジュディカは……実は翠星石。
自発的な行動と不慮の事故の違いはありますけど
なんだか、契約するはずだった結菱さん家を逃げ出してジュンと契約しちゃった=変わっちゃった翠星石にとっては、凄く痛い光景だったかも……。

その辺考えると、モノローグじゃなくてあの戦いの場面にもうちょっとコマ数割いて欲しかったなと思ったりします……。
翠星石が不憫でならない……(´・ω・`)
2012/07/11(水) 09:53:32 | URL | 名無しさん #-[ 編集]
はじめまして。コメントありがとうございます!

>二人の赤い方の目(アルビノ=色素がない)と潰れている目が対応

確かに…言われてみるとそうですね!
翠星石と蒼星石のオッドアイは、今まではただ鏡に映したような双子のモチーフだと思っていましたが、何かしらの欠落を意味しているという見方もできますね。

ジュディカの変形と、いつの間にか変わっていた翠星石の内面は、照らし合わせると悲しいものがありますね。
ジュンと契約したことは、翠星石にとっては思いがけない良い変化だったはずですが、それで失ったものも大きくて、二度と戻れない辛さをジュディカたちから見せつけられたようで…痛々しいです。

私も、戦いのシーンがあのページ数で片付けられてしまったことは残念です。
展開自体は悪いとは思わないのですが、今後急いでほしくないなあと…><
次回以降も見守っていきたいですね。よかったらまたお話できたら嬉しいです!
2012/07/11(水) 11:19:57 | URL | mafuyu #tYKv1shs[ 編集]
もうお返事が(@_@

双子の赤い方の目が弱い部分を示してるのかな。と思ってます。
右目は理性、左目は感情を表してるって話なので……

翠星石は、理性を示す右目が赤い=直情的で感情に流されやすい。
蒼星石は、感情を示す左目が赤い=理屈屋で原則論にこだわる。

アニメの薔薇水晶も、感情を示す左目を隠して戦ってたけど、最後の最後ではらりととれて涙が一筋……(´;ω;`)

そして雪華綺晶。
……理性がもともとなくて、感情だけで生きてる……!
怖いですね……。

私も今の展開はあまり気になってないんです。急ぎすぎとも思ってなかったり……。
でも、なんかあちこち見ると、皆さん巻きが入ってるって見てるみたいですね。
鈍感なのかな……うーん(^_^;A

なんか、今月のTALE49見るのが楽しみっていうより怖くなってきた……。

それでは、またよろしくですー。
2012/07/11(水) 15:39:47 | URL | 名無しさん #-[ 編集]
なるほど、右目と左目の役割、面白い解釈ですね。
生きていない普通の人形でさえ、目でものを言っているように見える時がありますものね。

翠星石と蒼星石はそれぞれ弱い部分を受け入れたり、強くしたりして、変わりながらここまで来た感じがしますが、雪華綺晶の右目は補いようがないので怖いですね。
とどまることのない感情は、流れ流れて、飢えしか残らないのかもしれません。

展開の速さは私もそれほど気になっていませんが、やっぱりモノローグを多用しているせいで、巻き気味と思う人が多くなってるのかなと。
大ジュンと蒼星石がチビジュンに呼びかけるシーンは、ちょっと唐突な声援の嵐にも見えましたし^^;

でもまだ明かされていないところも多いので、これから巧みな見せ方をしてほしいなと思います。
こちらこそ今後もよろしくです〜!
2012/07/11(水) 20:05:39 | URL | mafuyu #tYKv1shs[ 編集]
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