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2013-2014のローゼンメイデンに思うこと
2014年03月14日 (金) | 編集 |
ここ1年はローゼンファンにとって目まぐるしく、待ち遠しく、そして名残惜しい日々でした。
本編がクライマックスを迎え、スピンオフ2作も畳むことになり、アニメやゲームも作られ、イベントやグッズ、関連書籍も一気に出ました。

本編終了後、何か総括のようなものを書きたいなと思っていたのですが、ソチ五輪やポケモンXYと重なってしまったので手つかずになっておりました。
でもせっかく、今までブログのメインジャンルとして感想を書いていたので、今年の動きを振り返るぐらいはやってみようかなと思います。

○本編(評価:★★★★★)
鳥海編に入ったばかりの頃はわからないことだらけで、異形のドールたちが次々登場してどうなることかと思っていました。でもうまくまとめましたねぇ。特に、ローゼンメイデンたちの出生の秘密が語られるあたりは、よく描いたなあと感心したものです。安全な箱庭が腐敗していく様子や、絆と孤独の間で揺れる姉妹たちの心理描写はとても読み応えがありました。
最後はローゼンと娘の関係にジュンとめぐを重ね、ファンタジーと現実をぐいっとまとめ込んだなと思いました。人形たちが生きている状態で、ジュンも目標を持って終わるので、翳りがなくパワフルな読後感でした。それを甘いと思うか、よくやったと思うかは人それぞれ…いや、どっちも思う人が多いんじゃないかと。
一つ残念だったのが、翠星石の惨劇がうまく活かせなかったというか、絡めなかったというか…。戦闘シーンが同時にこちゃこちゃと起こってしまったため、それぞれの印象が弱かったです。せっかく(?)あんな酷い姿になったんだから、もっとその状態を楽しまなきゃ。

○dolls talk(評価:★★★)
この作品ももうすぐ終わってしまうそうですね。ということは3巻で完結になるのでしょうか。2巻まで読んだ限りでは、そして続きを読んでいる人の感想を見る限りでは、雛苺と真紅以外はまだ十分に描き切っていない感じで、非常にもったいないです。
女児向けを意識するから描ける範囲が限られるんだろうけど、りぼんにもけっこう重い作品が載ってきた歴史があるんだし、もうちょっとキャラの内面を深くしてもいいと思う。
特に金糸雀は活躍の機会が多い割に、核心の部分が出てきていないと思ったので。

○まいてはいけない(評価:★★★)
まさかの大躍進、右肩上がりで面白くなっていった作品でしたが、その矢先に終わってしまいました。
雪華綺晶の使い方が本当に良くて、画面の端でいつも面白いことをしていてくれるのでそれが楽しみでもありました。雪華綺晶に関してだけは本編よりも好きかもしれない。
間に合わせ感が強い傾向は随所にあるんだけど、dolls talkに比べて制約が少ないせいか、本編の要素を器用に取り込んでいたと思います。水銀燈のツンデレ具合も良かったし、みんなで力を合わせて雛苺を生き返らせる最終回は、案外ローゼンメイデンの真髄を表しているんじゃないかな。

○新アニメ(評価:★★)
やってる時は一応毎回楽しみにしてたんですけど…。
終わってみると、あまり見るべきところのなかった作品です。
少なくとも私は、録画を見返す気にもならなかったです。
基本的に原作をなぞっているだけなのと、時間配分が下手なのが致命的でした。
これは原作を読んでいない人が、これから読みたいんだけど全部読むの面倒だなーって時に、まかなかった世界編だけすっ飛ばして概略を知るために見るアニメ、ってことで納得するしかない。
それにしても原作の良さが出し切れていないんだよな〜。繊細さと弱々しさを履き違えてると思う。


ゲームやガイドブックなど、手を出していない分野もありますが、やっぱり私は桃種先生の原作が好きなんだなあと思いました。可憐だけどしなやかな強さがあって、初期と後期でそれぞれ魅力があるのも面白い。ジャンプSQに載っていた特別編も含めて、原作が一番という結論に。
次に好きなのは、今回触れませんでしたがノベライズ版のツヴィリンゲです。原作の前半・後半それぞれの謎を補足した上で、独自の掘り下げと描写が丁寧になされているので、また読み返したい作品です。
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